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なぜオイルレベルをチェックするのか?

車のメンテナンスで重要とされるものの一つに、オイルのレベルをチェックするというものが挙げられます。動力源となっているエンジンには、大量のオイルが使われています。これはエンジン内部に存在する多数の部品をスムーズに動作させるために欠かせません。もしなくなってしまうと部品が焦げ付き動かなくなってしまう恐れがあるので、定期的なカーメンテナンスの際には必ずこのチェック作業も含めるようにしてください。

そもそもなぜレベルを確認する必要があるのでしょうか。密封されているのですから減少するわけはないからです。ところが厳密には駆動させると熱によってわずかずつ燃焼していきます。走行距離が長くなると燃焼すると量も増えていき、次第に指定された量よりも少なくなってしまうのです。また場合によっては本体に使われているパッキンが劣化することで外部に漏れだしてしまうこともあります。一気に漏れるのであればすぐに分かるのですが、少しずつ滲み出している場合にはなかなか気づくことができません。そこで定期的に確認することで正しい分量が満たされているか確かめておくというわけです。

油漏れは、クーラントで汚染された場合にも起こります。この場合も同様に少しずつ減っていってしまうので、定期的に確認しないでいると致命的なダメージを与えることにもなりかねません。フィルターが目詰まりしていないか確認し、もし十分な機能を備えていないと考えられる場合には新しいものへと交換することをおすすめします。

このように普段のカーメンテナンスでオイルレベルをチェックしておけば、大きなトラブルは防ぐことができます。ところがしっかりとメンテナンスしているつもりでも、何らかの原因で走行中に減少が始まり警告灯がつく場合もあります。これはポンプが故障して吸い上げることができない状態である場合がほとんどです。そのまま走行を続けるとシリンダーやピストンといった重要なパーツを焼き付かせることにもなるので、速やかに路肩に停車してください。ある程度時間が経過して冷えたところでボンネットを開き、ゲージを差し込んで量を確認します。この時十分な量が入っているにも関わらず警告灯が灯っているのであれば、ポンプの故障が考えられるので危険です。無理に走行させようとするのではなく、すぐにロードサービスなどにお願いして整備工場で見てもらうことをおすすめします。

なおエンジンオイルは時間が経つにつれて劣化していきます。十分な量が入っていても定期的に交換するようにしてください。

 

 


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