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ボディ上の砂状雨ジミを観察してみる

洗車しないでいると、ボディパネルに出来る雨染み。今の季節、花粉花粉と言われているけれど、、、。

今の季節、風は強いし砂も舞う。長期間洗車せずに放置しておくと、なにやら砂のような雨染みが出来ています。風が強く、暖かな日、雨の日の翌日などは花粉が多く飛ぶ様です。最近は天気予報でも花粉予報なるものを予報していますが、やはり塗装にも乗っかっているのでしょうか?ちょっと観察してみました。

雨染み
1ヶ月も放置していれば、今の季節、どのような車でもこのように砂状の雨染みが出来ているはずです。洗車の前に、ちょっと採取して観察してみようとおもいました。
プレパラートプレパラートカバー
砂状の雨染みに水滴を垂らして、プレパラートに溶かし取り、カバーをかけます。
マイクロスコープ
これを顕微鏡で観察しました。倍率は900倍です。
砂
おおー。砂粒がほとんどです。しかも数十ミクロンはあろうかという大きい粒jから、数ミクロン、あるいは1ミクロンにも満たなそうな細かいものまでざらざら載ってたんですね。皆ゴツゴツしてます。石英の様に見えます。黄砂の影響もあるでしょう。
花粉
花粉は、、、あぁー、やっぱりありました。おそらくスギ花粉でしょう。この画像見た方でくしゃみをされる方、ゾワゾワされる方も多いのかもしれません。この花粉が塗装に固着し、それだけでなく塗装を侵食していくのです。いわゆる花粉ジミというやつです。
割れ花粉
見づらいですが、これなんかパックマンの様にお口を開けてます。まぁ、中のものを威勢良くドバーッと吐き出してくれたのでしょう。ますます塗装は侵食され、花粉ジミが成長するわけです。
花粉2
これは450倍の倍率。花粉が2個見えます。砂状の雨染みは、ブワァーっと一面砂の中に、パラパラと花粉がある状態ということが判りました(もちろん環境によって、大いに状況が異なる可能性はございます)。あなたのお車の上の雨染みにも間違いなく花粉君たちはそこにいます。花粉症でお悩みの方ですと、お車の花粉からのさらされ程度も身に沁みてお判りになることでしょう。とくに山林の近くの方などはお気をつけて下されませ。
軽度花粉ジミ
これは花粉ジミのごくごく初期のもの。ちょっとザラザラとした感じの雨染みのような跡です。洗車していれば、これ以上進むことはない状態(かなり軽度です)。もちろん磨けば、ツルツルにきれいになる状態です。定期的に洗車しましょうね。


花粉ジミは、定期的(状況にもよりますが、最低、少なくとも月に一度)な流水洗車で予防できます。ガラスコーティングは犠牲膜(バリヤ)として有効ですが、それでも花粉ジミが発生するほど放置すれば、やはり膜を突破され侵食されます。ご用心、ご用心。

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