車磨きが終わったら、細かい部分の磨きです。細部仕上げと呼ばれる工程です。
ボディを磨いただけで車は新車の様に輝きますが、細部仕上げを行うと、中古車然としていた車が俄然新車のように見えるようになります。神は細部に宿るとはよく言ったものですね。
細部仕上げ後、もう一度洗車を行い、ボディチェック後にコーティングを施します。
磨いただけで輝くボディが、ガラス撥水コーティングによってメットリピカピカのツヤを得ます。

さて、こまかーい部分をシコシコと磨いていきます。一人で無言でやっているとだんだん「ハイ」になっていきます。
戦艦プラモデルのような細かい作業を行っているのに似た心境です。
細かいところは、プロ用の柔らかーい布を使用して磨きます。
エンブレムを磨かないと、なんてたってデザインのキモですから。ベンツなんかもエンブレムを磨くと車全体がキリッとしますから。
ほぉ〜ら、ピッカピカ。

ドアハンドルはアルファスパイダーの場合、小さいです。普通はドアハンドルの裏に大抵泥が溜まっているのですが、この車は溜まりようがないです。

ドアミラーにも水垢が。しかしこのドアミラー、樹脂が劣化し始めてます。後で樹脂用コーティングをかけねば。

こんなところにも汚れはたまりますよねー。水垢は早めに取ると○です。ほおっておくと、どんどん固着して石の様に固まります。

給油口はドロドロなのであります。給油するたびに気にはなっていたのであります。もちろんシコシコ磨いて頑固な水垢をとります。

次は、ボディチェックです。
コーティングする前に汚れや水垢を封じ込めないように、チェックします。
この時は、目のこまかーいタオルとメガネ拭きにも使える布を使用します。目を見開いてチェックしていきます。

コーティング剤は2液性のガラス系超撥水コーティング剤です。市販されているようなワックスに毛の生えた程度のものではなく、強力な分、施行には注意を払います。光沢、撥水力、耐久性は抜群です。

コーティング終了です。おおー!テロンテロンです。思わずにんまり。

コーティングまで終わったら、車内のお掃除と仕上げ作業です。