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タイヤのメンテナンスについて

どんな素晴らしい車でも、タイヤがついていなくては前に進むことはできません。タイヤには車両を走行させるだけでなく、グリップを与えることでカーブを曲がることができるようにしたり、制動力を与えることで停止させる役割も担っています。

 

このように車が走行する上で非常に重要な部品のひとつですから、タイヤの手入れは日常のカーメンテナンスの中に必ず組み込んでおくようにしましょう。不具合があった時にはすぐに対処するようにすれば、ドライビングも安全に楽しむことができます。

 

タイヤの手入れとして行なっておきたいのが、表面に刻み込まれた溝の確認です。近づいてみると分かりますが、接地面には何本ものギザギザした溝が刻み込まれています。これは雨天時に水を外側にかき出す役割を担っており、スリップを防ぐ役割を持っています。走行距離を重ねると表面が削れることでこの部分の深さが足りなくなってしまい、水を外側に書き出す機能が低下するため危険です。定期的にチェックして、浅くなってきた場合には新しいものに取り替えることをおすすめします。

 

洗浄に関しては特に必要はありませんが、泥汚れなどで見た目が悪いと感じる場合には車用の洗剤で洗い流すようにしてください。このとき注意したいのが、洗った後には艶出し剤を使うと効果的ということです。艶出し剤とはゴムの表面をコーティングして光沢を与えるもので、太陽光に含まれている紫外線から守る機能も持っています。紫外線は長期間にわたってゴムの表面に当たり続けると、劣化をさせひび割れを生じさせるおそれがあり危険です。艶出し剤を塗っておけば、タイヤが劣化してヒビが入るのを防ぐことができます。

 

空気圧のチェックも重要です。空気圧とはタイヤの中に入っている空気の圧力のことで、これが多いとより膨らんだ状態になり、逆に少ないとしぼんだ状態となります。少ないとグリップが低下したり制動時の距離が長くなってしまうなどのデメリットがあるため、必ず適正な圧力に維持しておきましょう。

 

なお適正な圧力については、車の運転席のドアを開いたところに記載されています。それと同じ数値になるまで空気を入れておけば万全です。空気入れは多くの方は持っていないと思われますが、ガソリンスタンドを訪れれば無料で貸してくれます。給油のついでに店員さんに声をかけて貸してもらうと良いでしょう。

 

最後にスペアタイヤのチェックも忘れずに行なってください。これはパンク時に使用するもので、長期間積載していると次第に機能が低下してしまうからです。空気の入り具合や表面の劣化などを確認すれば安全です。

 


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