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車の電気系統のトラブルで最も多いのは

自動車と電気は切っても切り離せず、必要不可欠なものです。しかし、車内の見えないところには多くの配線が張り巡らされており、どれだけ品質の良いモデルでも点検をしなければ電気系統のトラブルはどうしても起こってしまいます。配線だけでなく、電力を分配するソレノイドやバッテリーの充電に必要なオルタネーターなどもトラブルが起こりやすい部分です。パーツの交換だけで済むのは新車保証が残っている場合のみで、それ以降は有料となってしまいますし、知識のない素人が作業するとスパークを起こしたり別の部分が動作しなくなったりし、余計に費用がかさんでしまいます。

最も多い問題がバッテリー上がりで、電力を多く使用する冬でなくても起こってしまうのです。現代の車は白熱電球の代わりにLEDが多く使われていますが、明るさや数によっては昔の白熱電球よりも多くの電力を消費してしまいます。気を付けなければならないのが、ルームランプの消し忘れです。バッテリーは新品のときならまだしも、数年使用した状態だとある程度劣化しており、一晩中ルームランプを消し忘れた状態だと簡単に上がってしまうのです。1度上がってしまうと決められた方法でしか復活できませんし、最低でももう1つのバッテリーと専用のケーブルが無いと充電することができません。また、プラグを間違えたり適切な方法で行わないとショートしたりスパークが発生したりしてしまうため、自分で行う場合は取扱説明書などを熟読してから行いましょう。

オルタネーターが古くなると満足に充電することができず、室内のランプやヘッドライト、テールライトの光が暗くなります。すべてのランプが一斉に暗くなるわけではなく、ダッシュボードライトだったり後部座席のフットランプだったりと様々です。オルタネーターが劣化した輸入車に多いのがヘッドライトですが、通常は特に気になりません。しかし、一時的に電圧が低下しやすいウィンドウスイッチやキーのボタンを押すと一瞬暗くなります。そのまま点検せずに放置しておくと、そのうちバッテリーに満足な電気が充電されず、キーを回したりスタータースイッチを押してもセルモーター音が響くだけでエンジンがかからなくなってしまうのです。LEDは1つの場所に数個〜数十個まとめて付いているため、1つが暗くなっても分からないことが多く、知らず知らずのうちにトラブルが起こりやすくなってしまうので、定期的な点検を行うことが大事となります。

 


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