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室内灯をLEDに交換してみよう

 最近のお客様の新型車を拝見して、わかりやすく変化している点が、室内灯のLEDランプ化です。
つい最近まで、室内灯は白熱電球だったのが、LEDに変わっただけでこんなにも印象が変わるものか、と思えるほど、室内が明るかったり、夜、ドアを開けた時の色調が変わったりします。
これまでの白熱電球も、それはそれでシックな感じがして、雰囲気があるのですが、室内灯のLED化は、それほど難しくない、と申しますか、むしろ、規格化された長さのソケット部分にはめるだけですので、簡単で金額的にもお手軽なイメージチェンジが可能です。
ということで、実際にどんな感じに変わるのか、試してみました。


まずはLEDを用意します。これは3chip SMD LEDの車種別セットを購入したものです。車種ごとにセットで通販で売られてたりします。
これでだいたい送料込みで1000円〜2000円というところです。

カバーをこじ開けるために、マイナスドライバーにマスキングテープやビニールテープでマスキングします。
室内いじりが好きな方は、専用の工具が売られてますのでそれを購入するのもアリです。

室内灯のカバーをこじ開けます。ホンダさんの場合は、電球の外し方、電球が切れた場合の交換方法が取扱説明書に載っています。 
 
絶対に爪をおらないように、慎重に外します。

外すと、古い電球がはめ込まれているのが見えます。
この場合はT10×31mmというタイプですね。 
他にもT10ウェッジ球タイプ(はめ込みでなく差し込み式)など、いろいろあります。
 
古い電球をはずして、LEDと見比べたところです。
LEDは電球型のコンセント代わりの電源となっていて、
発光部の基盤は別になっています。(電球と同形状の場合もあります)

自分の好みの場所に、カバーの機能、可動が損なわれないように設置します。この時、点灯テストを忘れないようにします。
点灯しない場合、LEDでは極性があって、プラスマイナス逆だと点灯しませんので、電源を逆にセットすれば点灯します 
 
カバーを元に戻して完了です!

ビフォー (白熱電球)
 
アフター!!です。
発光色調がガラリと変わり、光の強さもがぜん明るくなります。
(発光部の数やLEDのタイプで変わります)
ただし、オレンジの白熱灯もシックな感じでそちらが好きという方もおられると思いますので、色調や明るさなどはお好みで。

同様に室内センター部もこじ開けます。 
 
点灯テストを忘れずに。
つかなければプラスマイナス反対です。

自分の好みで位置決めし設置しカバーを付けて完了です。
 

センター交換前です 
 
センター交換後です。
明るい!
 
フロント、センター、リアの交換前です
 
全部交換すると、ちょっと驚くくらい変わりました。
(ここまで明るくなくてもいいかもしれないです)

 
当店の代車の例↓


まずは室内灯カバーを外します。

今度は電球とLEDが一体型のものです。この形はT10×31mmというタイプ
100円くらいです。

古い電球を外して、LEDをセット。
点灯しなければ、左右逆に設置し直します。
 

これが交換前で、 
 
交換するとこんな感じに変わります。
やはり明るく感じますよ。


※注意



ただし、この電球の場合は切り替えスイッチを「切り」にせずに、「door」にすると、消灯時もゴーストと呼ばれる現象が。

待機電流(暗電流)の僅かな微電流だけでもLEDは発光してしまうため。運転中も、停車して鍵を閉めても、うっすらぼんやり発光しています。

上の例の基板タイプではゴースト現象が出ませんでしたが、価格やタイプ、回路の違いで、出るものと出ないものがあるようです。

( 気づかない、あるいは気にならないレベルの微発光ですが、代車が帰ってくるとルームランプの切り替えスイッチが「door」から「切り(OFF)」に変わっていることがあるので、お客様が気にされて変えて頂いているのかもしれません)
 


いかがでしょうか?
お客様の新車を拝見すると、いまや完成出荷状態でLEDルームランプが標準に移行しつつあるようですので、ちょっと古いお車に乗られておられるオーナー様も、もしイメージを変えたい場合には、価格的にもお手軽ですので試されてみてはいかがでしょう。
ただし、カバーにキズをつけたり、カバーの爪を折らないように慎重に作業されてくださいませ。


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