ガラスコーティング、ポリマー加工のポリテック

車磨きとコーティングについて

 車磨き(ガラスコーティング前の下地処理)、ガラスコーティングについて、よく理解されておられない方もおられると思います。当ホームページをご覧になっているお客様でしたら、少なからず車の磨きやコーティングについて興味をお持ちではないかと思います。特に「コーティング」に関しては、車好きではなくても、最近知名度が高くなってきました。お近くのカー用品店、ガソリンスタンド、カーディーラーでもコーティングを行っています。
 当店は車磨きとコーティングの専門店ですが、車磨きとガラスコーティングは全く異なる作業工程です。お車をガラスコーティングされる場合、実はガラスコーティングだけでは片手落ちどころか両手落ちなのです。
 ここでは、車磨きとガラスコーティングについてご説明いたします。

車磨きについて
 磨き=研磨とは塗装表面の汚れやキズを削り、塗装表面を平滑にする作業です。工業的に言えば「研磨」の方法は、コンパウンド、紙やすり(ペーパー)からカナやすりまで様々ございますが、車の塗装には専用のコンパウンドを使用します。塗装を「削る」と書くと、塗装が剥げてしまうのではないか?とご心配になるお客様もおられますが、車の塗装は100〜140ミクロン程度ございまして、その内の数ミクロン(1〜3ミクロン)程度を薄く研磨するだけなので心配ございません。膜厚計を使用し、細心の注意を払って磨き作業を行います。(ただし、過去に不適切な研磨を行っているお車の場合は、膜厚にムラがあったり、膜厚がかなり薄い場合がございます)


 モノというのは必ず細かいキズが付いているものです。モノを磨けば磨くほど平滑度が上がり、テラテラの艶が出てきます。
 例を挙げると、古代の鏡とは、平滑な金属を、鏡職人が磨きに磨きまくって現代の鏡の様に正確にモノを映りこむようにした金属のことでした。「鏡面加工」とは、読んで字のごとく、モノを磨きに磨いて細かいキズ、深いキズを消し、鏡の様にテラテラの平滑を達成することです。

 中古車の場合は、当然塗装表面に細かいキズが多数ついています。
 これを薄く研磨し、薄皮(1〜3ミクロン/100〜140ミクロン中)一枚剥いでやることで見違えるほど塗装をよみがえらせることができます。よみがえった塗装を硬質コーティングを施して保護してやるというわけです。

 新車の場合、当然キズは少ないのですが、無いわけではありません。
 これを1〜3ミクロン程度研磨することでキズを無くし、塗膜表面の凹凸を平滑にし、コーティング(下で説明します)を施すことで新車のつやつやボディを、最良の状態で、長く維持します。
 さて、新車に研磨はムダではないか?と疑問を抱くお客様もおられるかもしれません。
 しかし新車にもキズはございます。実を申しますと、高級車であれば、新車を製造する過程で、メーカーお抱えの職人が塗装を研磨し、艶を出していることもございます。せっかく新車を購入されるのですから、塗装を薄く研磨して平滑にし、硬いコーティングを施して汚れを付けにくくするというのも車を大事にされる方であれば無駄なことではないと思います。最初から最良の状態を作り出し、維持しようという考え方です。
 中古車の場合は、一皮剥いて、汚れや細かいキズを消すと同時に、劣化していない塗装を表面にだすことで、新車の輝きを実現するというわけです。
 確かな技術があればこそ、実現できるボディ研磨の世界、お客様の愛車で体験して見てくださいませ。
磨き例は磨き例のページをご覧くださいませ。


コーティングについて
 最近はコーティングが大流行です。あなたの近くのスタンドからカーディーラーまで、コーティング、コーティングのオンパレードです。
 コーティングとは、塗装よりも硬いポリマー薬液を塗装の上に覆い被せることで、埃、泥、雨、風、酸化等から塗装を保護してやるのが一番の目的です。
 第二に、クリアー膜を形成することで、あたかもWAXをかけたような艶ができます。
 第三に、(研磨してしっかりと下地を整えることで)ボディに凹凸がなくなることや、ポリマー剤の性質によって汚れにくく、例え汚れても、すぐに洗い流しやすい表面にすることです。


 コーティングは塗装の保護が一番の目的ですから、保護する対象をしっかり磨いて完璧な状態にしてからコーティングしないとあまり意味がありません。キズだらけ、水垢が付いているボディにコーティングを施すと、キズ、垢を封じ込めるだけになってしまいます。これでは多少艶が出ても、しない方がマシということになってしまいますね。またキズだらけのボディにコーティングを施すと、きっちり磨いて下地を整えてからコーティングした場合より、格段に汚れやすくなってしまうでしょう。コーティング膜自体の寿命も縮まります。


 では、新車にコーティングだけするのは?…これはいいかもしれません。新車にもキズはございますが、納車前の新車にコーティングするのであれば、確かに理にかなっています。
 カーディーラーなどでもコーティングのサービスはございます。
 当社で行うコーティングは、前述の磨きという下地を完全に平滑にする工程を、お客様のご要望により多かれ少なかれ必ず行います。適正なコンパウンドを使用し、新車時のキズや艶ボケ等を直してから、専用の高品質ガラスコーティングを施行いたします。
 新車購入時に行われるコーティングであればこそ、確かな技術でしっかり下地処理した後、プロのコーティングを施行し、完璧な塗装状態にして、長く良好な状態を維持されることをオススメします。


 コーティングなんて必要ない、必要であれば、メーカーでやっているはず。と思われる方もおられるかもしれません。確かに現代の新車は塗装の質がかなり良くなりました。しかし、車の塗装は万人向けに設計されています。車の塗装なんて別に気にしないというお客様は多くおられますし、そもそもコストの関係で余計な部分にコストをかけていられないのがメーカーの実情です。耐久性を優先して艶ボケには目をつむったり、逆に見た目のテラッとした艶を優先してキズが付きやすい塗料を使用したりと様々です。車が好きで好きでたまらないお客様、きれいな状態で長く乗り続けたいお客様にだけに合わせて、車の塗装が設計されているわけではありません。数年毎に塗装をメンテナンスされることで、常に新車のツヤツヤ塗装状態で乗り続けることが可能であるなら、数年毎にプロのコーティングをかけてみることを検討されてみてはいかがでしょうか?
 上述しましたが、塗装は水、酸素、紫外線などの化学的要因と、泥、砂、洗車機、鉄粉などの拭きキズなどの物理的要因で、ことによると3年程度で悪い状態になることもございます(木の下に駐車して、常に樹液に晒されたり、直射日光にずっと晒され続け、何もメンテしない場合など)。
 数年毎ではなくとも、一度行うだけでも汚れが格段に落ちやすくなり(ということは汚れのボディへの結合力を低下させるということです)、酸素や水に直接晒されないことで寿命が延びたり、艶がテラテラに出たりします。


 いずれにしても、コーティングという作業工程は、しっかりした塗装表面を下地処理(磨き)してから行うことでその効果が最大限発揮されます。性能の高い薬液を使用することも重要です。当店では細心の注意を払ってきっちり磨き作業を行い、最新のガラスコーティング薬液を使用して施行させていただいております。


 以上が当社のコーティングに対するポリシーです。
 「技術の高い磨き」と「性能、施行技術の高いコーティング」はセットで施行し、初めて本物のコーティングの満足が得られるものと考えています。


以上のような難しいことを考えなくとも、、、


 せっかくこの世に生まれてきて、たった一度の大切な人生なのですから、お気に入りの車くらいは常にキレイな状態で乗り続けたいと思いませんか?
 また、毎日毎日お仕事でお忙しくされているお客様もおられましょう。ストレスなどがおありのお客様もございましょう。そのようなお客様も、せめて車に乗っている時くらいはキレイな愛車に乗って気持ちよく運転されたいとは思いませんか?



 こんなことをお客様が考えておられるなら、どうか一度当店で磨き&コーティングを施行されて見てはいかがでしょうか。お気軽にご相談いただけたらうれしく思います。


 お客様の愛車を末永くツヤツヤのボディが維持できるように、心を込めて施行させていただきます。


全塗装をお考えになる前に、、、


ガラスコーティング、ポリマー加工、車磨きのポリテック